RDKit Documentation 翻訳に取り組むにあたって ~RDKit直訳 Day 1~
「RDKitに入門!」と題して、3回にわたりRDKitを使って遊んでみました。非常に便利で、まだまだ素敵な機能がたくさんありそうです。これまでの記事は、完全に「化学の新しいカタチ」さんの記事に負んぶに抱っこという感じで、ひたすらコードをコピー&ペーストさせていただいていました。
このままではいけない、自分でも調べなければ・・・ということで、手始めにRDKit のオンラインマニュアル(The RDKit Documentation)を読むことにしました。
折しも12月、Advent Calendarの季節!乗るしかない、このビッグウェーブに!
早速作りました。題して「RDKit直訳 Advent Calendar 2018 」!
そして気づいた・・・Documentation充実しすぎてて量多すぎ。
完全に見切り発車です。
心が折れそうなので目標をRDKit Documentationのうち、「Getting Started with the RDKit in Python」の翻訳としました。(それでも多い・・・)
そもそも翻訳など大学受験の遠い記憶ですし、進め方を最初に決めておかないとよくわからなくなってしまいそうです。そこで1日目の今日はまずどの様に進めていくかについて記載します。
①全体の流れ
約3週間なので、18個にざっくり分割し、月曜日から土曜日までは一つずつ訳して途中経過として公開します。
日曜日は見直し、および遅れを取り戻すための予備日としておきます。
②翻訳の書き方(暫定)
・Markdown記法で書きます。
はてなブログとJupyter notebookがいずれもMarkdownに対応しているので。
(Markdownの書き方から調べないと・・・)
・文書中のリンクは英語の本家サイトへのリンクを貼ります。
(全体ができないと相互リンクは難しいのと管理しきれないので)
また、単語に直接URLを貼り付けるのではなく、別途URLを記載します。
・脚注は文書の間に挟みます。
Markdownの書き方が複数ありよくわからないのと、最後に脚注を記載すると行き着くまでに力尽きそうなので、出てきたところで挟んで行きます。
また、脚注はリンクではなく、地の文とします。
・専門用語
ど素人のため専門用語の訳語がわかりません。できるだけ調べるつもりではありますが、おそらくおかしな単語を連発すると思います。
そこで、各記事の冒頭に使用した用語の英日対応を記載します。
もし「この訳はおかしい、ありえない」と思われた方はコメント欄やtwitter で指摘していただければ幸いです。また、訳語がわからない場合「#ケモ訳語」のハッシュタグをつけてツイートするのでお気付きの方は訳語を教えていただければと思います。
③ライセンス
RDKit Documentation に Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 License とかいてあるのですが、翻訳して公開しても大丈夫なやつということで良いですよね???
技術も理論もわからずに進めていくという暴挙にでているので、どこまでやれるかはわかりませんが気が向いたら覗きにいただければと思います。
12/01/2018
12/30追記
試訳をまとめたテストページを作成しました。よろしければご参照ください
RDKitドキュメンテーション非公式日本語版サイト — RDKit_unofficial_translation_JP 1.00 ドキュメント